かって愛知県の高蔵寺駅〜岐阜県の多治見駅間には13基のトンネル群がありましたが、戦後の高速・大量輸送時代に対応できなくなり、新線が建設され1966(昭和41)年に廃線となりました。(愛岐トンネル群保存再生委員会HPより抜粋)
そのトンネル群の一部が今日から〜12月3日まで公開されるということで高校の先輩に誘われて先輩達3人と一緒に行きました。
中央線の定光寺駅からスタートです。 階段を上り、廃線へ。 地元の方々により整備されており歩きやすかったです。 距離は片道1.7kmで4つのトンネルを通ります。 今日公開初日ということでたくさんの観光客がいました。
紅葉が進んでおり綺麗でした。



また廃線脇に防護柵がありその支柱に古いレールが使わていました。 八幡製鐵所製のSのマークが1911年製です。 故郷の八幡の産物です。 感慨深いものがありました。


そしてトンネル。 1900(明治33年)に開通したということで煉瓦作りのトンネルは歴史の流れを感じました。 中は暗いです。



トンネルの底部の補強の逆アーチ部(インバート)も確認できました。 建築好きの人にはお薦めです。

最後にトンネル間の広場でコンサート。 モンゴルの馬頭琴という楽器の演奏を楽しむことができました。

紅葉もきれいでしたが、貴重な歴史産物で興味深いものがありました。 少し得した気分です。
ランの方は帰路途中で名古屋の名城公園の立ち寄り練習してきました。