私がお世話になっているランニングフォーラム(チーム)「frun」は10月10日で22周年となります。 昨年は、「近江富士合宿」、一昨年の20周年記念は「京都観光マラニック」があり両方の企画に参加しました。
今年は飲み会の前にランの部として「大坂・上町台地を走る!」というマラニックです。 森ノ宮駅から四天王寺まで走るコースです。
<ケイタローさんが準備された地図>

<ジョグノートより>

事前学習としてケイタローさんからコースの説明、由来等がアップされていました。
当日はうずらさんから小冊子にまとめていただき配られました。 ありがとうございました(宝物になりそうです)。

森ノ宮駅に集合。 ランの部は15人参加です。 駅からスタートしすぐに森ノ宮ピロティ―ホールに到着。 ホールの下に「森ノ宮遺跡」があり見学です。 ここの遺跡は年に3回しか公開されていなく、たまたま当日は公開日だったです。 展示室に入ると縄文時代の人骨が展示していました。


女性で30代だそうです。
ここで興味をひいたのは大坂の地形の変遷です。 この辺りは海の近くだったそうですすが、やがて河内湖ができます。 またはここは上町大地の突端に位置しており、遺跡の近くの大坂城が築かれました。

ここで思い出したのは名古屋城。 名古屋城も名古屋台地に突端に築かれているので類似していると思いました。
<古代の名古屋台地 出典:Network2010>

遺跡には貝塚もあった様です。 海から湖に変わったということで海水のマガキから淡水のシジミに変わってきたそうです。

森ノ宮遺跡を出発。 次は玉造稲荷神社。 伊勢参宮本街道の起点だそうです。 伊勢神宮まで170kmということ。 走っていけるかとな思いましたが、峠があり大変みたいです。


ここで目をひいたのは鳥居。 豊臣秀頼が奉納したものということですが、阪神大震災により一部損傷を受けたことによりこの様な形になったそうです。

次は真田丸に向かいました。 まずは三光神社。 三光神社では幸村の銅像がありました。 大河ドラマ「真田丸」が放映されいた頃は観光客は多かったみたいですが、今は閑散していました。


銅像の近くに大阪城の抜け穴跡?ありました。 少し覗きましたが、繋がっていない様子です。

神社を後にし、暫く走ると明星学園のグラウンドの前に真田丸顕彰碑がありました。 先ほどの三光神社含めてここに真田丸があったみたいですが、その面影もなく想像できません。

ここから西進します。 谷町筋手前に熊野街道の石標がありました。 熊野三山参拝に行く街道です。

暫く行くと道の真ん中にお宮さんがありました。 異様な風景だったのですが、気になりましたので写真だけ撮りました。 後で調べたら「楠木大神(くすのきおおかみ)」ということです。 愛称は「クスノキさん」ということです。 ここの木を切った時、祟りがあったという噂です。

興味深いものたくさんで、お腹いっぱいになりそうなマラニックですが、まだまだ続きます。