4.三井家発祥の地
今回のマラニックで最も行きたかった「三井家の発祥の地」。 でもなかなか見つかりません。 何と知らない内に通り過ぎてしまいました。
期待していましたが、単なる門でした。 内部は残念ながら非公開です。
ここは三井家の始祖である三井高利が生まれた場所です。 近くに案内板がありました。 絵は三井高利と妻の寿賛(名:かね)の姿です。
案内板には三井高利のお母さんの殊法のことも書かれていました。 内容は殊法は夫(高俊、高利の父)に代わり商売を切り回した女傑で高利を立派な商人として育てたということでした。
そういえば昨年の10月、京都の旧三井家下鴨別邸に行った時に殊法の生地(三重県多気町丹生)に建てられていた石標の拓本について説明を受けたことを思い出しました。
その説明によれば殊法の実家である永井氏は水銀産出により繁栄をしていた丹生の豪族ということです。 また永井氏が丹生で金融業を営んでいたことから、殊法は優れた商売感覚を持っていた様です。
ちなみにその水銀は奈良の大仏様の鍍金(ときん)(金メッキ)に使用された様です。
これで京都での話が頭の中でつながりました。 今度は多気町にも行ってみたいです。
また妻の寿讃は人格者で高利を支え、松坂でたくさんの優秀な息子を育て、三井の事業を盤石のものとしたと書かれていました。
殊法と寿讃の二人の女性の活躍で三井家の礎を築き、大きく発展したことがわかりました。
(続く)
<本日の走行距離>
昼休みラン2.7km
<1月の走行距離>
135.8km
<年間走行距離>
135.8km
<連続走行日数(2014/7/21〜)>
3,099日
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