常滑と言えば、やきものの街として有名です。
まずは、INAXライブミュージアムを見学しました。
伊奈製陶からINAXに至る歴史や、土管からタイル、テラコッタ(建築陶器)、衛生陶器(トイレ等)の展示があり、気づけば2時間30分も見入ってしまいました。
特に、土管を焼成した工場は見どころです。工場自体は、登録有形文化財と近代産業遺産に指定されているそうです。
また、窯の内部を見ることができ、ここで実際に土管が焼かれていたとのことです。
土管の展示では、製法が日々進歩していたことを知ることができました。
タイルの展示も豊富で、種類が多彩でした。
特に、谷内六郎の作品であるタイル絵が展示されており、伊奈製陶から送られたタイルを使って作品が仕上げられたということです。
テラコッタ(建築陶器)の展示も印象的で、これは横浜松坂屋本館にあったものだそうです。
また、2018年6月に閉店した丸栄百貨店の壁を飾っていたモザイク画も展示されており、タイルで敷き詰められた作品でした。
最後には、伊奈製陶の歴史を振り返る展示もありました。
トイレやお風呂などに関連する衛生陶器の展示や、自動水栓も興味深かったです。手をかざすと水が出るタイプの水栓で、電源は不要。水の流れによって発電している仕組みだそうです。
今回は時間切れで、INAXライブミュージアムの見学だけで終わってしまいましたが、大変勉強になりました。
次回も常滑を訪れ、やきものについてさらに学びたいと思います。
<本日の走行距離>
ダム練 4.4km
<9月の走行距離>
77.0km
<年間走行距離>
1,913.3km
<連続走行日数(2014/7/21〜)>
3,709日
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